ソーラーパネルのリサイクル事情

近年、エネルギーコストの上昇、SDGsへの取り組みなどにより再生可能エネルギーが益々注目を浴びています。その主力でもあり、近年では地球環境への配慮や災害への備えとして需要が急拡大しているのが太陽光発電です。

その太陽光を電気エネルギーに変換を行う装置が『太陽光パネル』です。皆さんも住宅の屋根や田舎町で大量のソーラーパネル群を目にしたことがあるのではないかと思います。

環境省によると、太陽光パネルが住宅設置に設置されはじめたのは2000年頃からで、2017年に全国普及率は7.5%でした。

また東京都では、全国で初めて新築の住宅に太陽光パネルの設置を義務化する条例が可決され、つい先日この条例が成立しました。

条例の成立を受け、太陽光パネルの設置需要は更に3、4倍に増えるとも言われています。

しかし、そんな太陽光パネルに寿命があるのはご存知でしょうか。

太陽光パネルの寿命は製品や使用状況にもよりますが、約20~30年とされています。

そのため、近い将来に大量に設置された太陽光パネルが一斉に寿命を迎え、大量破棄される事が懸念されています。

太陽光パネルは大きく分けると、金属類(アルミ、銅、その他)、ガラス類、プラスチック類に分類することができます。金属類は資源回収すれば、再び再利用も可能ですし、ガラス・プラスチックもきちんと選別すれば、マテリアルリサイクルも可能です。

日本シームでは、このプラスチック類のリサイクルで活躍できる機械として、【粗破砕機メガシャーク】や【乾式粉砕機CSシリーズ】など様々な環境機械を扱っております。

実機を使用したテスト体制も整っておりますので、是非ご検討下さい。

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