廃PETボトルの落札価格動向

各自治体が回収した廃PETボトルは、容器包装リサイクル協会が実施する入札制度を経て、リサイクル事業者が落札、引き取る形が一般的です。

2022年度下期(10月~翌年3月)のPETボトル価格を決める入札が7~8月に行われましたが、2022年度下期の落札平均価格は115.4円/kgと過去最高となりました。

これは半年前の2022年上期(4月~9月)の落札平均価格64.2円/kgと比べて、1.8倍も上昇した事になります。

また年度別で比較すると、昨年2021年度の平均価格23.7円/kgに対し、今年2022年度の平均価格は87.2円/kgと3.7倍も上昇しており、ここ1~2年でのPETボトル価格の高騰には目を見張るものがあります。

高騰の主な要因は、ロシアのウクライナ侵攻などを受け、PET樹脂の原料となる石油価格が上昇した事で、PETに限らず石油由来のプラスチック樹脂全体の新品価格が高騰した影響によるものです。

使用済みPETボトルはかつて2000年代前半ごろまでは、お金を払って引き取ってもらうのが当たり前でした。

それが近年日本国内に多数のリサイクル処理施設が増設された事によって「ボトルtoボトル」の流れは加速し、今では有価物として取引される再生材の代表格となっております。

ちなみに日本国内のPETボトルの回収率は9割を超えており、これは世界でもトップクラスです。

石油そのものが限りある資源である事は勿論ですが、石油由来の新品ボトルを作るよりもリサイクルでボトルを作った方が温暖化ガスの排出量を減らす事が出来るというメリットがあり、地球環境を守る事へ繋がります。

弊社ではPETボトルのリサイクル処理設備向けの環境機械を扱っており、既に多くの実績もございますので、ご検討頂ければと思います。

<参考>
日本容器包装リサイクル協会 落札単価の経年推移
※以下のボタンより移動できます。

参考ページ

PETボトル関連動画